「強運読書241」

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「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

経営センスの論理(新潮新書)
会社をよくするのに必要なのは、「スキル」よりも「センス」を磨くことである。会計技術であれ英語力であれ、単なるスキルをアップさせても「経営」はよくならない。「よい会社」には根幹の戦略に骨太な論理=ストーリーがあり、そこにこそ「経営センス」が光...

今回紹介する書籍は「経営のセンスの論理」 楠木建著 新潮新書です。
この書籍は第5水準の経営者読書会の推薦図書です。カネコ小兵の伊藤会長が推薦された書籍です。
この書籍はとてもわかりやすく面白いのですが何が経営のセンスだったのかがよくわからないうちに書籍を読み終えてしまいました。それでも共感したり、初耳で勉強になることは多々ありました。主な項目を列挙してみますね。

  1. 経営は自由意志でやるもの:~せねばならないとか、~せざるを得ない・・・等と言うことはない。誰かから頼まれてやっているものでもない、自分の意志で経営はやってるもの
    好き嫌いは経営から縁遠いように見えるが意外に好き嫌いは経営の根幹である
  2. ニーズは既にあるが技術的にできないものがイノベーション 今はないけど将来出てくるようなニーズはそもそも存在しない
  3. 利益の3つ源泉は①景気 ②業界 ③戦略
  4. 戦略は「こうなるだろうと予測」ではなく「こうしようという未来への意思」である
  5. 人が情報に何らかの注意を持つから情報が頭にインプットされ脳が活動して意味あるアウトプット(成果)へと変換される → 情報が多ければ多いほど注意が分散され情報一つ当たりの成果が落ちる
  6. 注意のフィルターのレベルを上げ情報を絞り込むと良い成果が得られる
  7. 仕事の能力はものごとを「面白がる力」
  8. 趣味は自分のためにやること 仕事は人のためにやること

結局、経営のセンスとは何かはわかりませんでしたがとても勉強になる本でした。

今日の所感:趣味は自分のため 仕事は人のため!!
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