「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
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対馬の海に沈む
2024年 第22回 開高健ノンフィクション賞受賞作 JAで「神様」と呼ばれた男の溺死。 執拗な取材の果て、辿り着いたのは、 国境の島に蠢く人間の、深い闇だった。 【あらすじ】 人口わずか3万人の長崎県の離島で、日本一の実績を誇り「JAの神...
今回紹介する書籍は「対馬の海に沈む」 窪田新之助著 集英社です。この書籍は経営者塾の塾生の紹介で読んでみました。小説だったのでKindleで読みました。
アマゾンの紹介文です。「人口わずか3万人の長崎県の離島で、日本一の実績を誇り「JAの神様」と呼ばれた男が、自らが運転する車で海に転落し溺死した。44歳という若さだった。彼には巨額の横領の疑いがあったが、果たしてこれは彼一人の悪事だったのか………? 職員の不可解な死をきっかけに、営業ノルマというJAの構造上の問題と、「金」をめぐる人間模様をえぐりだした」
この小説はノンフィクションです。かなり綿密で執念の取材からこの小説が書かれていることがわかります。しかし、JAのコンプライアンスのなさや金権体質もよくわかります。ただ、小説を読み終わってみるとJAという腐った組織の後味の悪さが残るだけでした。世の中にJA関係は不要な気がします。
今日の所感:日本に農協はいならない!!