「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回紹介する書籍は「起業の天才:江副浩正 8兆円企業リクルートを作った男」 大西康之著 東洋経済新報社です。 この書籍も強運後継者塾の塾生からの紹介で読みました。
『リクルート創業者、江副浩正こそ、日本が誇る最大の「起業の天才」だった。常識を軽々と超える思考と行動。時代のはるか先まで見通す先見性。ネット時代の到来を予見し、コンピュータとそれを操れる人材に猛烈に投資。日本型経営を断固拒否し、才能とモチベーションを極限まで引き出す「仕組み」を構築。インターネット時代を予見、日本型経営を叩き潰し、自分では気が付いていない才能を目覚めさせた社員のモチベーションを武器に彼がつくろうとしたのは、「グーグルのような会社」だった。だが彼の名は「起業の天才」ではなく、戦後最大の企業犯罪「リクルート事件の主犯」として人々に記憶される。』
以上がアマゾンの書籍の解説文です
日本人は世界に通用する偉大な人が出現すると嫉妬とやっかみで叩き潰してしまいます。
「出る杭は打たれる」の諺通りです。田中角栄のロッキード事件:実際には決定的証拠がないにもかかわらず日本を世界の一流国にできる政治家を日本人1億人が総検事となって叩き潰して日本を世界の二流国にしてしまいました。
リクルート創業者の江副浩正氏もリクルートコスモス事件という誰でも行っていた知り合いに未上場株を買っていただいて(贈与するわけではないですよ)上場したときに利益を得るという行為を江副さんだけ贈収賄事件としてまたまた日本人一億人が総検事となって叩き潰しました。
当時、江副さんが買収した会社にジェフ・ベゾスがいました。江副さんはGAFA等の成果より10年先を見通していました。当時、江副浩正氏を潰さなければ日本からGAFAが出ていたと確信できます。GAFAの候補はリクルートとNTTです。
しかし、そのトップに立っていた江副氏、真藤氏を冤罪というか犯罪者に仕立て上げて葬り去りました。
そのお陰で、今の日本は岸田総理の政治は3流国以下、経済は4流国以下、ITやAI技術はスマホも作れない後進国になりました。
今更ながら残念でなりません。