「儲からない会社の2つの特徴」

昨年末でSMCグループの代表を降りてからはコンサルの中で今まで以上にお客様の経営の中に深く関わることが多くなってきました。
特に儲からない会社のコンサルをしていて感じることがありました。最近、感じた2つのことは下記の通りです。

  1. 安易にお金を支出する
    私はお金を支出するときにはお金の多寡にかかわらずそのお金の価値を手に入れることができるかどうかを考えてから支出します。例え100円といえども100円の価値があるかどうかを検討します。
    しかし、儲からない会社は支出したお金の価値を考えずに「これを買うと便利だ」「生産性が上がる」「人件費が浮く」などの抽象的な理由をつけてお金を支出してしまいます。
    お金の支出の効果を色々言いますが実際には単に欲しいものに支出をしています。
  2. 数値の裏付けがない
    儲からない会社に私が「生産性が上がるのを数値で示して下さい」「いくらの人件費が浮くのかを算出して下さい」等と質問すると明確な回答は返ってきません。こんな儲からない会社は詳細なデータが取れていないのでどの商品が儲かっているのか、どの社員が儲けているのかが数値で把握できないのです。
    どんぶり勘定なので「この商品が儲かっているだろう」「あの社員が稼いでいるだろう」という憶測で経営判断するので儲からないのです。
    そして、この憶測は殆ど間違っているし、数値の根拠がないので誰も信じることができないのです。

さて、「経営は数値」です。どんなに頑張っても数値で結果を出さなければ赤字になっていすれは資金ショートをして会社は潰れてしまいます。
儲からない会社は会話が精神論、抽象的になり、数値の裏付けがないので最後は社長の独断になります。一方、儲かる会社の会話は数値に裏付けられ、社長の意識決定は誰でも納得するものになります。

今日の所感:経営は数値です!!

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さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

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