「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回紹介する書籍は『直球勝負の会社』 出口治明著 ダイヤモンド社です。この書籍は忘れてしまいましたが私が読んでいる本の中で紹介されていたので購入したものです。楠木建さんの書籍だったかな?
さて、戦後初の独立系生命保険会社:ライフネット生命を作った出口氏の人生を語った書籍です。出口氏は京都大学法学部を卒業して日本生命に入社されたエリートです。出口氏は自分はさして努力もせず目標もなく生きてきたと書かれていますが経歴を見れば超エリートです。こういう言い方する人は日経新聞の私の履歴書に出てくる中学・高校時代に挫折あるいはコンプレックスがあったのに何故か東大に入っているという自慢話のように聞こえます。
出口氏は規制の多い生命保険業界でライフネット生命を起業したので地を這うような泥臭い経営者かと思って読み始めましたが学生時代もエリート、日本生命でもエリートの人でした。このエリート然とした匂いが少し鼻につきますがやられた実績はやはりすごいです。生命保険業界をかえたい、20代、30代の若者世代の保険料負担を減らしたい、でも保障は充実させたい強い思いはヒシヒシと伝わってきます。出口氏の生命保険の改革は
- ① 生命保険料を半額にしたい
- ② 生命保険金の不払いをゼロにしたい
- ③ 比較情報を発展させたい
上記の①と②は誰でもわかると思いますが③は営業目的で生命保険という商品を他社比較をして売ってはならないという恐ろしい規制です。我々の会計事務所の業界にも広告宣伝をしていけないという恐ろしい規制があった時代もありました。基本は国が管理している業界では自由な競争をさせないためです。銀行・保険会社の護送船団方式がその典型です。若干の銀行や保険会社が潰れただけで未だに国が管理している護送船団方式です。護送船団方式は銀行や保険会社の利益が国民の利益より優先するのです。そこに少しの風穴を開けたのがライフネット生命です。

