物理の法則に
「運動量 = 質量 × 速さ」があります。具体的に1トン(質量)のトラックを止めるのに時速50キロ(速さ)と時速100キロでは100キロの方が2倍の運動量がいるということです。
これを経営の成果に応用してみると
「経営者の成果 = 能力 × スピード」と言えるでしょう。
まずは能力です。能力には知力と体力があります。知力をつけるための第一は日々の勉強・情報収集の座学があります。経営の書籍を読む、歴史の本を読む、日経新聞を読む、各種の勉強会に出る、資格を取得するなどがあります。第二は実学です。実学は長時間労働をして早く多くの経験を積むことと多くのチャレンジをして失敗をすることです。特にこの実学が知力を身につけるためにはとても大事です。経営に関して生まれつき能力を持っている人はいません。多くの経験の中から身につけるしかありません。そのためには長時間労働と多くのチャレンジが必要なのです。
次が体力です。経営者にとって一番大事な能力は体力かもしれません。どんなに知力があっても健康で体力がなければ実践することが出来ません。体力は飲食に気を付けることと運動をすることです。私は若い頃にお酒の飲み過ぎと好きなものを食べ放題にしていたために体重が93キロもありました。そして、50歳近くになって糖尿病、心臓血管のプラークなどが重なり、食事制限をするようになりました。そして、運動もウォーキングと筋トレを日々行うようになりました。そのお陰で今の体重は70キロ前後となりました。
さて、次がスピードです。どんなに能力(知力・体力)があってもスピードが無ければ経営の成果は出ません。今すぐ意思決定できること・今すぐ行動できることを後にしようと先延ばしにする経営者は本当に多いです。何故、すぐ意思決定をしないのか、何故、すぐ行動しないのか?理由は簡単です。今、意思決定したくないのです、今、行動したくないのです。信念がないために意思決定・行動ができないので先延ばしにするのです。早くやらなければならない理由がないのです。先延ばしにすると必ず今より状況が悪くなるので経営の成果が出なくなってしまいます。
最後になりますがこのスピードの無い経営者が質が悪いのは自分ではスピードが速いと思っていることです。馬鹿に付ける薬はありません。
