「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回ご紹介する書籍は「いかなる時代環境でも利益を出す仕組み」大山健太郎 (著)日経BPです。
第4期強運後継者塾が8月から8回コースで開催しています。その講師をお願いしたTNコーポレーションの林社長から塾生への課題図書として指定いただいたのがこの書籍です。
この書籍は通常の常識とかけ離れたことが書かれていてとても参考になります。二者択一の選択が各章のテーマとなっています。
例えば、「環境に対応する」か「環境を変革する」か、KPIの目的は「業績向上」か「新陳代謝」か、上げたいのは「稼働率」か「瞬発力」かなどなど、考えさせられます。
この書籍は新型コロナショックが早く以前の姿に戻らないかな、と思っている進化しない経営者は読む必要はないですよ。無駄ですから。
自ら変わりたい、会社を変化させたいなどの願望ある人が読むととても参考になります。
大山氏は19歳で社長になり56年間の経営者としての経験がすべて紹介されていると思います。そして、その56年の経験は常に変革の連続だったと思います。
この書籍の醍醐味は「ユーザーイン」と「メーカーベンダー」でしょうね。それ以外に経常利益の50%を投資に回す、新規商品の売上割合を50%以上にするなど奇想天外な発想が紹介されています。
新型コロナショックで何も変革せず、早く収束して欲しいと思っている三流アホ経営者にはこの書籍は「猫に小判」「豚に真珠」です!!
今日の所感:自社を変革させたい経営者は是非読んでください。