「老いて学ぶ」

岐阜県岩村藩出身の佐藤一斉の言葉です。「少にして学べば、則ち壮にして為すことあり。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず」とあります。

この言葉は、若いうちに学ぶと壮年期に成果があり、壮年期に学ぶと老年になっても衰えず、老年になってもなお学び続ければ、死後もその名声が朽ちない、という深い教えを含んでいます。
私なりの年齢の解釈です。若いうちは20代・30代です。20代・30代で学べば40代・50代で成果が出る、40代・50代で学べば60代以降衰えない、60代で学べば死んでも朽ち果てないとなります。

私はいま66歳、既に老いていますが週1冊は書籍を読み、アユ釣り、ソロキャンプ、クラファンなど新しいことにもチャレンジして能力の向上を図っています。死ぬまでこの学ぶ姿勢を貫けば私が死んでも何らかの足跡を残すことが出来ると思っています。
しかし、多くの経営者が老いてくると新しいことにチャレンジをしなくなり、学ぶことも消極的になっていくのを見てきました。これは老いではなく単なる老化そしてボケへと繋がっていくんでしょうね。

さて、私は何を遺すのだろうかと考えてみると決して書籍やアバターを遺すことが朽ち果てないことではないことに気が付きます。私にとって足跡を残すこととは私と接点持った経営者が会社を成長させて100年・200年・300年と企業を継続させていくことです。

ところであなたは「going concern(ゴーイング・コンサーン)」と言う言葉を知っていますか?もともと会社は永久に継続することを大前提としています。この考え方がSMCグループの100年続く会社創りに繋がっていきます。

今日の所感:老いても学び続ける!!
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