「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回紹介する書籍は「人を活かす経営」松下幸之助著 PHPビジネス新書です。この書籍は大阪の松下幸之助記念館へ行ったときに購入した書籍です。
松下幸之助氏は『「松下電器は何を作る会社か」と尋ねられたら「松下電器は人をつくるところでございます。」 併せて電気製品も作っております』と社員に答えるように指導していたそうです。
このPHPや松下政経塾など人を育てる、経営者を育てる、政治家を育てることなどに松下幸之助氏は本当に尽力された人です。
この書籍で学ぶことは本当に沢山ありました、特に印象に残ったのは悩みについてです。誰でも悩みがない方が良いと思っています。
しかし、松下幸之助氏は悩みがあった方が良いと言われています。松下幸之助氏もそうですが誰でも悩みは百も千もある、しかし、今最も悩んでいることは1つしかない、それは今一番大きな悩みだけです。
本当にそうだなあと思います。
今悩んでいることがあっても次にもっと大きな悩みが出てくると前の悩みは大した悩みではないように感じます。つまり、いつでも本当の悩みは1つしかないのです。
これは本当に勉強になりました。
そして、その悩みをクリアーすることによって人は成長するのです。
これ以外にも当たり前のことですが誰でも人は磨けばそれぞれに必ず光るようになる、様々な素晴らしい素質を持っているとのことです。
これは当たり前のことですが常日頃から意識していないと人の欠点ばかりに目が行ってしまいます。
この書籍を読んで松下幸之助氏は人を活かす天才だと思いました。