「強運読書125」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

今回、ご紹介する書籍は『亀裂 創業家の悲劇』 高橋篤史著 講談社です。
この書籍は社会保険労務士の山口剛志先生からの紹介で購入しました。山口先生には強運若手経営者塾の講師をしていただく関係で推薦図書を出していただきました。その推薦図書がこの書籍でしたので私も読んでみました。

この書籍の創業家が超有名な創業家ばかりなのでアッという間に読んでしまいました。大塚家具のバカ娘の話は痛快でした。親の会社を乗っ取って自分の無能さをさらけ出して消えていったバカ娘。
ソニーの創業家の盛田昭夫氏の長男のバカ息子の話には驚きでした。その他にもセイコー、ロッテ、田中角栄の盟友の国際興業の小佐野家、ゲオグループなどとても興味深かったですね。
しかし、ショックだったのがHISの澤田氏の話です。澤田氏の講演はサラダコスモの中田社長の企画で聴いたことがありました。しかし、あの優秀な澤田社長が馬鹿馬鹿しい「秘密資金のM資金」詐欺に引っかかっていたとは知りませんでした。
いずれにしても創業家の醜い争いを始めアッと驚く内容があり面白いですよ。最後の村上ファンドの話も興味深いです。

今日の所感:創業家は難しいですね!!
タイトルとURLをコピーしました