「強運読書6」

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

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今週の書籍は「豊田章男」片山修著 東洋経済新報社 です。
内容はトヨタ自動車の歴史を知るにはとても分かりやすく良い本です。少し豊田章男氏の太鼓持ちが過ぎる気がしますが、楽しく興味深く読むことができました。 

イチローとの対談のところは一流同士の真髄が見える気がしてとても参考になりました。
そして、この書籍を読んで豊田章男氏が様々な分野でトヨタ自動車の改革に取り組んでいることを初めて知りました。単純に創業家の後継ぎとしてボンボン育ちで既定路線に乗って社長に就任したのではないことがよくわかりました。実力でトヨタ自動車の社長を勝ち取ったのです。
豊田章男氏はトヨタ自動車を継続するのではなく自動車業からの脱出を考えているのでしょうね。織機から自動車へ変革したように自動車から次の何かへ変革できるのは豊田章男氏しかいないでしょう。自動車の次に来るトヨタは何か?豊田章男氏を見ているととても楽しみになります。
 
今日の所感: 本当に読書は楽しいね。

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