「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は「完全残業ゼロの働き方改革」米村歩著 プチ・レトルです。
採用において、売り手市場の状況はますます強くなっていくでしょう。私は以前と言うか、つい最近までブラック企業で無ければ良い経営は出来ないと思っていました。しかし、ブラック企業では優秀な人材を採用できないので渋々ホワイト企業にせざるを得なくなって色々なホワイト施策を行ってきました。SMCグループがホワイト企業に向かって取り組んできたことは
- 法定休日を110日から120日にした
- 現場のみなし残業(固定残業)廃止
- サービス残業の廃止
- 有給取得率の向上(現在50%ぐらいだと思います)
などなどです。
でも、これらの施策は決して積極的にやってきたわけではありません。しかし、これらの施策を実行してくると何となく事務所自体が良くなりつつあることを感じると共に優秀な人材の採用が出来るようになってきました。そこで、まだまだ多い残業時間をゼロに出来ないかと思い色々な書籍を読んできました。この書籍もその一つです。残業ゼロにするために必要なことは
- 経営者自ら必ず残業ゼロするという強い意思決定
- 自社や自分たちの業界だけは特殊で残業ゼロは難しいと言い訳しないこと
- 残業ゼロへの手順は「仕事の見える化」→「仕事を無くす」→「仕事の標準化」→「仕事の自動化」
などなど、とても参考になることが書かれていました。
この書籍で強く言われていることですが残業ゼロになると良いなあ程度の気持ちでは絶対出来ないと言うこと、自分の業界は特殊で確定申告の時期や3月決算5月申告の時期も残業ゼロは難しいなあと思っているうちはダメと言うことはよくわかりました。
まだまだ私も残業ゼロにするという強く意思を持ちきれていません。今はその信念固めの時期です。
今日の所感:完全残業ゼロの意思決定をするぞ!!