「強運読書51」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回ご紹介する書籍は『もしも徳川家康が総理大臣になったら』眞邊明人著 サンマーク出版 です。

とっても楽しい小説でした。総理大臣に徳川家康、官房長官が坂本龍馬、経済産業大臣が織田信長、財務大臣が豊臣秀吉、外務大臣が足利義満、防衛大臣が北条時宗、文部科学大臣が菅原道真などなど、豪華な最強内閣です。
しかし、歴史の知識がない人にはあまり面白くないかもしれませんね。

現代の政治家と全く違うところが面白いです。
①絶対に嘘をつかない
②強力な実行力
③国民にも負担を強いる
などなど、現在の政治家の能力なさが際立させるのがとっても上手です。私の記憶にある総理大臣で実行力のあった人は田中角栄・中曽根康弘・小泉純一郎・安倍晋三の4名だけです。
後の総理大臣は国民に迎合するだけ、公約も口だけで嘘も平気という人が多かったように思います。

やはり、政治家は国民に迎合するのではなく日本の将来を見据えて強力なリーダーシップを発揮する必要があります。
最近の日本の先進国からの脱落は能無し政治家が国民に迎合ばかりして日本の将来を全く考えていないことが原因です。国民から嫌われても実行しなければならないことが多くあります。
社会保障の問題などは国民に良い顔ばかりしていては解決できません。

現代の日本にも徳川家康の様な政治家が出てくることを望みます。

今日の所感: 日本の将来のことを考える政治家が出てきて欲しい。

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