「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

妻から哲学 ツチヤのオールタイム・ベスト
24年にわたる「週刊文春」の国民的人気連載「ツチヤの口車」から選りすぐった爆笑エッセイ集! 妻は学びの宝庫!? 妻が悪いから哲学に走ったのか、 哲学に走ったから妻が悪くなったのか? I 妻に至る病 規格外の妻の言動に右往左往する日々! II...
今回紹介する書籍は「妻から哲学」 土屋賢二著 文藝春秋です。著者の土屋賢二氏はお茶の水女子大の名誉教授です。この書籍は強運経営者塾のシュウワの田中社長からの紹介で読んでみました。
この書籍は文藝春秋の連載を加筆修正したものだそうです。奥さんを恐妻にして話を面白おかしく展開していきます。それでも内容は機転に富んで考えれば考えるほど哲学的です。前半は奥さんを中心に話が展開しますが後半は学生との会話あるいは教祖ツチヤ師の教えで話を楽しむことができます。
ただ、書評に「悪妻を馬鹿にして笑いをとるという前時代的笑いの集大成という感じ
女性蔑視が身に沁みついた文春読者のオッサンが喜びそうな下らない笑い・・・」と言うものがあります。よくある女の権利を主張する女の書評です。人の言葉や行動を表面的にしか捉えられない人です。
私の周りにもいます。女性の活躍支援とか女性の地位向上などと主張している女性はこんなタイプです。
しかし、私は読んでいて土屋教授は心底奥さんのことを愛していると感じます。でなければこんなことを書けないからです。更に本当にこんなことを本当に思っているのであれば文章にして外部に発表できないからです。
世の中には底の浅い表面しか捉えられない女性が意外にいるのですね。
今日の所感:夫婦関係に悩んだら読んでみましょう!!