「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録（佐藤一斎）
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回ご紹介する書籍は「社長は労働法をこう使え！」向井蘭著 ダイヤモンド社です。
私は様々な塾を主宰して感じることは中小企業経営者はあまりにも労働法に関する知識がないということです。
無知どころか自分の個人の感覚で勝手に法律違反をしている例を見ます。
例えば、
・社員とパートで通勤費の計算方法が違う
・有給休暇を取得すると賞与カットをする
・未払残業代の計算方法を全く分かっていない(始業前の朝礼・昼休みの電話取り等等)
しかし、この書籍を読めば、自分の労働法に対する考え方が違っていることが分かります。
事例を読んでみると、今までの自分が甘かったこと、逆に労働法を恐れすぎていたことなどに気づかされます。
特に中小企業経営者の方に重要性を認識していただきたいのは「就業規則の重要性」です。これは会社と社員の関係の決め事なのです。
決して、労働者の権利ばかりが書かれているのではなく労働者の義務も多く書かれています。この機会にこの書籍を読んで、自ら就業規則の見直しをしてみてくださいね。
今日の所感： 中小企業経営者は労働法の勉強をしましょう。