「見栄の経営者」

何故、人は高級車に乗りたがるのでしょうか?これは経営者ばかりではなくサラリーマンの人でも多くの人が持っているように思います。何故、たかが乗り物に高額なお金を支払うのでしょうか?私には理解が出来ません。特に経営者は自分のお金ではなく会社のお金で購入するので質が悪いです。自分のお金ではないので高額になりやすくなります。そして、経営者でもサラリーマンでも借金やローンを組んでまで高級車に乗るのです。アホとしか言いようがありません。三流アホ経営者と言われる所以です。

さて、何故、このような高級車に乗りたがるのか?私はひとえに「見栄」だと思っています。経営者には決してあってはならない心持の「見栄」です。

さて辞書で見栄の意味を調べてみると「見栄とは見た目の姿を意識して実際以上によく見せようとする態度」とあります。その通りなのです。経営者としての実力がないために見た目の姿だけでも立派に見せようとして高級車の乗るのです。(ちなみに高級車に乗るに相応しい経営者の方がいらっしゃるのも事実としてあります。例えば自己資本比率が70%以上、当座比率が300%以上の会社や実質無借金で10億円以上の実質キャッシュがある中小企業など)

さて、この見栄という経営者にあってはならない心持は色々なところに出てきます。例えば、①立派な本社ビルを建設する:本社ビルは全く収益を生まないにもかからず見栄で建ててしまう、本社ビルを建てる時がその会社のピークと言われるように後は下り坂を落ちるのみです。②ボランティア団体の役職を歴任する、自社が赤字でボランティアを受ける側(税金を支払わない)なのに・・・ ③高級な料理屋へ通う ④身分不相応な高級な洋服を着るなどなど、考えればドンドン見栄の行動が出てきます。

中小企業経営にとって見栄はとっても危険な心持です。

今日の所感: 見栄は捨てましょう。

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西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

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