「強運読書221」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」 (文春新書)
(北尾吉孝・SBIホールディングス会長兼社長) (テリー伊藤) 三十四期連続で増収増益を成し遂げ、売上二兆円のドン・キホーテ。 無一文から日本を代表する創業経営者へ――安田氏の大成功の裏には「運」の存在があった。 私は「運任せ」という言葉が...

今回紹介する書籍は「運 ドン・キホーテ創業者最強の遺言」 安田隆夫著 文藝春秋です。
強運会計士を自称している私は当然「運」には人一倍興味があります。著者の安田氏はドン・キホーテを2兆円企業に育て上げた創業者です。

この著書で最も特徴的なのは運を「個運」=個人の運と「集団運」=組織の運に分けて考えているところです。
そして、安田氏は何度も何度も失敗しています。しかし、何度失敗しても圧倒的な大勝ちがあれば良いと言っています。この考え方はファストリテイリングの柳井氏と同じです。ファストリテイリングも3兆円企業です。根本の考え方は共通なんですね。
さて、この書籍で心に響いた言葉を列挙してみます。

  • 幸運の最大化と不運の最小化
  • 個々人に与えられた運に大差は無いがその使い方によって人生の結果は大きく変わる
  • やってはいけないのが不運の時の悪あがき
  • 見切り千両、再挑戦万両
  • 運の三大条件:「攻め」「挑戦」「楽観主義」
  • リスクを取らないのが最大リスク
  • 守備7割、攻撃3割

この書籍はドン・キホーテ成長の全てのエキスが詰まっています。是非、読んで中小企業経営の参考にして下さい。

今日の所感:運には法則がある!!
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