「強運読書46」

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

今回ご紹介する書籍は「仕事の勝ち方」田村賢司著 日経BP社です。

この書籍は日本電産の永守重信氏を20年以上見続けてきて、永守氏が社員に言い続けてきた永守語録を紹介しながら永守氏の考え方を分かりやすく紹介しています。

・「ハードワーキング」から突然、「残業ゼロのホワイト企業」への転身の理由がよくわかります。永守氏からすると何も変わっていないんですね。
・「人の能力の差はせいぜい5倍まで、意識の差は100倍まで広がる」
・「季節が変わっても同じ服を着続けている人が滑稽であるように企業も経済環境・経営環境が変わっているのにいつまでも同じ経緯スタイルで押し通すのは滑稽であるばかりではなく寒さで風邪をひき、暑さで脱水症状になり、命取りになる」
→地場産業の三流アホ経営者の顔が浮かびますね。
・「数字音痴が会社を潰す。数字の裏付けのない机上の理屈は負け犬の遠吠え」

永守氏も京セラの稲盛氏と同じように数字にはめっぽう強い経営者です。これは当たり前のことで経営者が数字に弱いということは「その経営者はアホ」と言うことです。あるいは「頭が弱い」と言うことです。
よく三流アホ経営者が「私は数字に弱いんです」と平気で言う姿を見ます。この姿を見ると滑稽を通り越して同情をしますね。そして、その会社で働いている社員さんがかわいそうでなりません。

この書籍を読むととてもやる気が起こります。是非、読んでみて下さい。

今日の所感: 数字に弱い経営者は罪です。

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