「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
希望学 (中公新書ラクレ 211)
東京大学社会科学研究所は、2005年4月に「希望学プロジェクト」を開始しました。「希望学」とは、〈希望とは何か? 希望はどこから来て、そしてどこへ行くのか? 希望と社会のあいだの本質的なかかわりとは?〉をテーマとし、思想・制度研究、経済・歴...
今回紹介する書籍は「希望学」 玄田有史著 中公新書ラクレです。この書籍はいつ、どうして購入したかは記憶にありませんでした。
この書籍は私の未読書籍棚に100冊ぐらいありますがその中から何気なく手に取って読み始めた書籍です。
そう言えば、最近は仕事も含めて日常生活は充実しているのですが希望とか目標という具体的なものが特にないなあと感じていたのでこの書籍を手に取ったのかもしれません。
さて、この書籍は小難しい表現をしながら希望を学問らしくアンケートを基に解説しています。しかし、こんなに小難しい表現をしながら学問らしく書籍しなくても良いのになあと言うのが私の感想です。
それでも、興味深いデータも正直ありました。
- 挫折経験の多い人ほど多くの希望を持つ。挫折経験の無い人は挫折を恐れてチャレンジができないので希望がないのかもしれない。
- 希望のある人の3つの傾向
①挫折経験がある ②友達を多く持っている ③家族から期待された記憶を持っている
この③が新鮮というか意外な傾向でした。
今日の所感: 人生はいくつになっても希望を持っていたいですよね!!