「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回は「粗利だけ見ろ」中西宏一著 幻冬舎 をご紹介します。この書籍は日経新聞の広告欄で題名に惹かれて購入しました。
私も建設業や製造業の経営を見ていると粗利の大切さを実感していたのでこの題名に惹かれたんでしょうね。特に建設業では物件ごとに売上と工事原価と粗利を使って粗利管理を工事台帳でするとたちまち利益が増加することを見てきました。
多くの建設業が売上ばかり追い求めて、利益が殆ど出ていない会社を多く見てきました。利益が出ない売上には何の価値もないことを実感していたのでこの書籍の題名に食いつきましたね。
この書籍はくどいほど「粗利だけを見なさい」と繰り返します。しかし、今一、具体性に欠けて精神論が多すぎる感は否めないですね。それでも、読めば粗利の重要性は実感できます。
そして、書籍の最後にある3つの事例はわかりやすくてとても参考になります。気が向いたら読んでみるのも良いかもしれません。
今日の所感: 粗利はとても大事ですよ。