「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回紹介する書籍は「氾濫」 伊藤整著 新潮社です。
この書籍は前回のブログでご紹介した谷沢永一・渡部昇一著の「大人の読書」の中で渡部昇一氏が紹介していた小説です。紹介内容としては性と心理の描写が優れているという紹介だったと思います。この性と心理に惹かれてkindleで購入して読みました。
アマゾンでの紹介文です。「実業家・真田佐平、俗物教授・久我象吉とその家族たちを中心に、現代人のさまざまな生活や偽装、金銭、名誉、地位、セックスへの欲望といったものを大胆に描いてゆく。人間の真実の姿をどこまでも追究して一切の虚飾をはぎとり、内面に隠された心理をあばくことで、エゴイズムの醜さ、いやらしさを徹底的なまでにえぐり出して、心理的リアリズムの極致を現出せしめた大作である。」
読んでみて、心理的な描写がなければ軽いただのエロ本という感じでした。しかし、登場人物の心理的描写が絶妙です。「う~ん、そうだよね。」「よくあるある・・・」などとうなずきながら読み進めることが出来ます。とにかく長い小説です。
しかし、夫婦の関係、親子の関係、不倫(水商売の女性・素人の女性などなど)、上司部下の関係、大学や大会社などに所属する人物が多数登場してきて楽しく読むことが出来ました。
今日の所感:人の心理は面白い!!

