「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
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戦国武将を推理する (NHK出版新書)
直木賞作家が8人の戦国武将をプロファイリング! 「歴史に触れて疑問を抱く。そして自分なりに推察する。仮に物証はなくとも、行動パターン、過去の経歴、身体的特徴、さまざまなものから人物像の輪郭を限りなく鮮明にしていく。いわば、それは歴史上の人物...
今回紹介する書籍は「戦国武将を推理する」 今村翔吾著 NHK出版新書です。
この書籍は私の大好きな歴史小説家である今村翔吾氏の書籍です。しかし、この書籍は小説ではありません。今村翔吾氏が戦国武将(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗、松永久秀、石田三成)8名を今村翔吾氏自身の推理で解説をします。
今までの歴史上の話の通りのこともあれば、全く違う推理もあります。武田信玄は痩せていた、とか、松永久秀は奸悪の人ではなかった、石田三成は「義」の人であったなどなど、今村翔吾氏の見方はとても面白いです。この書籍で8人のメジャーな戦国大名の見方が変わると思います。
もし可能であれば、今村翔吾氏の「塞王の楯」、「八本目の槍」、「ジンカン」、「戦国武将伝西日本編・東日本編」、「五葉のまつり」などの小説を読んでからこの書籍を読むと更に一層楽しく読めると思います。
至る所でこれらの小説の登場人物の人間像や発言が紹介されるので「ああ~、あったねえ」などと思いながら読むと最高ですよ。
私も「五葉のまつり」は読んでなかったので早速注文して読んでみます。
今日の所感:今村翔吾氏の戦国大名の見方を堪能しましょう!!