「強運読書201」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

経営の王道を往け 時代を経ても変わらないリーダーの役割
【内容紹介】 ジャーナリスト志望から方針転換して会計の道に進み、辻・本郷 税理士法人を立ち上げた本郷孔洋。何かビジネスを始めようと市場調査を綿密に行って起業したSATOグループの佐藤良雄。日本最大級の規模を誇る士業の事務所に一代で育て上げた...

今回紹介する書籍は「経営の王道を往け」 本郷孔洋・佐藤良雄著 日本能率協会マネージメントセンターです。
この書籍の著者の一人の本郷孔洋氏は辻・本郷税理士法人の創業者で社員数は約2200名の国内トップクラスの会計事務所グループのトップです。
もう一人の著者佐藤良雄氏はSATOグループの創業者で約6300名の国内トップの社労士・行政書士グループのトップです。SATOグループには上場会社が2社あります。

さて、この書籍は社労士法人とうかいの久野社労士から勧められて読んだものです。
何故、SMCグループが売上10億で社員数も100名程度にしかなれなかった理由を知りたくて読み始めました。ハッと気づいたことを列挙してみますね。

  1. 起業動機は不純で良い、事業計画より行動力 → 事業計画を大事にしすぎました。
  2. 本業から離れるな、本業に拘るな → 本業である税務に拘りすぎました。
  3. 若い人から情報を得る → 40代までは年上の経営者の情報ばかり取っていました。
  4. 現場を離れる、マネージメントに専念する → 最後まで「現場+マネージメント」をやっていました。

上記以外の項目はほぼ、本郷先生や佐藤先生と同じ考え方で経営をやってきました。
割合にすると8割は一緒です、2割の上記項目が違うのです。
この2割の違いが組織の大きさに大きな違いとなったことがわかりました。

さて、士業で大きくなりたい人は是非この書籍を読んでみていただきたいと思います。
私の私見ですが士業で成長しない一番の理由は売上が数千万円になるとお金も豊かになり社会的地位も高くなってそこで満足してしまって成長が止まると言うことです。
たかが、数千万円の売上で満足するという器の小ささに驚きます。

今日の所感:士業でも企業化も可能ですね!!
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