「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回ご紹介する書籍は『働く人の資本主義』出光佐三著 春秋社 です。
今回は「海賊とよばれた男」と言われる出光の創業者である出光佐三氏の書籍です。私は「海賊とよばれた男」は書籍を読み、岡田准一主演の映画も見ました。出光佐三氏は一本筋の通った経営されていてとても優れた経営者だと思っていました。
そこで今回この書籍を読むことにしました。
とても優れた書籍であり、出光氏の優れた考え方にとても共感しました。
出光氏は資本主義の良いところと共産主義・社会主義の良いところを取り入れて経営をされていました。決して資本主義と共産主義・社会主義が対立する概念ではないと捉えられていました。
資本主義の良いところは自由に働いて能率を追求するところ、共産主義・社会主義の良いところは働く人の幸福を追求するために資本家は搾取をしない・働く人の福祉を追求するという思想はとても素晴らしいと思いました。
この書籍を読んで私も経営はとしての姿勢を正さなければならないと改めて思いました。
今日の所感: 経営者は常に勉強ですね。