経営者は覚悟と責任が必要です。
まずは最初に目標を決めます。
例えば、現在の体重が80キロだとします。この体重を70キロにする目標を設定します。すると10キロのギャップが生じます。ここで、この10キロを減らす覚悟と責任が発生します。
可能であればこの10キロ減らす目標を家族や知り合いに発表すると覚悟と責任が大きくなります。
同じように会社であれば現在の売上が300万円だとします。この売上を500万円にする目標を設定します。すると200万円のギャップが生じます。そして、200万円の売上増加の覚悟と責任が発生します。
できれば500万円の売上を達成することを経営計画書などで社員の前で発表すると覚悟と責任が大きくなります。
ここで重要なこと2つあります。
1つ目が上記のように目標は誰がみてもわかるような具体的な目標にすべきです。
例えば、「AIの勉強をする」とか「できるだけ体重を減らす」などは抽象的すぎて目標には馴染みません。
2つ目は目標達成の期限を決めることです。10キロの減量、200万円の売上増加をいつまでにやるのかを明確にすることです。期限のない目標は目標でなく単なる夢です。
また、期限はあまり長すぎてもいけません。期限の長い目標は単なる犬の遠吠えに過ぎません。
次に現在と目標のギャップを埋めるために具体的な行動が必要です。
例えば、上記10キロの減量をするために必要な具体的な行動は「毎日昼食を抜く」「毎日1万歩歩く」などは具体的な問題解決のための行動です。
ダメな例としては「食事の量を減らす」「可能な限り運動をする」などは抽象的すぎてNGです。
さて、目標設定で大事なことがあります。目標は可能な限り高くすることです。
目標を高くすると現状と目標のギャップが大きくなります。ギャップが大きくなればなるほど覚悟と責任が大きくなります。そして、ギャップが大きくなればなるほど具体的な行動も多くなります。そして、行動が多くなればなるほど成果も大きくなります。