「強運読書204」

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「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

かぼちゃの馬車事件 〜スルガ銀行シェアハウス詐欺の舞台裏
かぼちゃの馬車事件 〜スルガ銀行シェアハウス詐欺の舞台裏

今回紹介する書籍は「かぼちゃの馬車事件」 冨谷皐介著 ‎ みらいパブリッシングです。この書籍も誰かから紹介された書籍だと思います。
スルガ銀行が業者と結託して詐欺行為をする話です。シェアハウスを使った詐欺事件で現実にあった話です。読めば読むほど、銀行が絡んだ詐欺事件あるいは詐欺まがいの事件は多くあると思います。
特に銀行が詐欺まがい事件をやりやすい理由には

  1. 銀行は社会的信用があるのでまさか詐欺まがいのことはしないという社会的信用がある
  2. 銀行は会社や個人に融資をしていて常に優位的立場にあるので詐欺まがいの押し売りをしやすい(投資信託、保険、カード発行など)

ということがあります。

さて、この小説ではシェアハウス購入で詐欺にあったサラリーマンが勇気を振り絞って大企業であるスルガ銀行へ挑むのです。これがハラハラドキドキします。そして最終的には勝ちます。
その勝利するまでの本人の頑張りは凄いですがそれをサポートした弁護団の弁護士の正義感が凄いです。
私の弁護士の印象は恰も正義感があるように見せて自分のこととお金に執着しているイメージが強いです。スルガ銀行の弁護士が私の一般的な弁護士のイメージです。
一方、世の中には河合弁護士のような立派な弁護士がいるなんて弁護士のイメージが少し変わりました。

今日の所感:銀行と弁護士は安易に信用しないことです!!
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