「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

今回紹介する書籍は「戦略ごっこ マーケティング以前の問題!」 芹澤連著 日経BPです。
この書籍は第5水準の経営者読書会で久野社労士が推薦したものです。今回の書籍の提案の仕方は斬新でした。今までは自分が読んで良かった最高の書籍を推薦していましたが自分が読むことが困難な書籍あるいは自分では理解できなかった書籍を推薦することも有りだなと思いました。
次回、私の推薦するときは「積ん読」だけになっていて読むことを躊躇している書籍を推薦したいと思いました。
さて、この書籍はとても勉強になりました。私は10年ほど前に船井総研のコンサルを受けながらマーケティングの勉強をかなりしました。
しかし、この10年の間にこのマーケティングの知識に拘りすぎて変化していないことにこの書籍で気づきました。
例えば、小さな会社(ブランド)がどんなに差別化してロイヤルティを上げたとしても売上は決して伸びない、まずは市場の浸透率(顧客数)を増やさなければ全く成長しないとありました。その通りですね。
そして、既顧客と未顧客ではマーケティングの手法は全く違います。それを一緒にやっていることにハッと気づかされました。
この書籍で本当に多くのことを学びましたが「ダブルジョバティの法則」「不の二項分布」などマーケティングの基礎知識を学ぶことができました。
自分だけの納得理論で広告を推し進めることの危険性を勉強しました。
ただし、見慣れない熟語、三文字アルファベットにとても悩まされますよ。書籍と共にスマホで文字検索しながら読まないと理解できないです。