「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は『無趣味のすすめ』村上龍著 幻冬舎文庫です。
私の大好きな番組の一つにカンブリア宮殿があります。そのナビゲーターをしているのが村上龍です。村上龍の質問する視点がとても的を得ていて楽しく見ることが出来ます。小池栄子のコメントも知的で大好きです。小池栄子は以前は大嫌いでしたが大河ドラマの鎌倉殿から大好きに変わりました。意外に知的なんですね。
さて、この「無趣味のすすめ」は小説では無くエッセイです。村上龍の小説は以前読んだ「半島を出よ」はとても面白かったのですが今回のエッセイは気楽に読めてとても楽しいですよ。そして、村上龍の視点は私の発想と全く違うので意外な発言の連続です。
- カンブリア宮殿の成功者に学んでもあまり意味が無い
- 「超高齢社会をどう生きるか」の問題は金持ちだけの話
- 顧客満足という呪文
- 企業の社会貢献は利益の出てる会社の話
- 少子化は中流階級の没落
- ワークライフバランスなんていう前に・・・
などなど
共感することも多く、予想外の発言ありでとても楽しいですよ!!
今日の所感:先週に続いてこの書籍も超お勧めです!!