私は基本的に「会社は成長しなければならない」と確信しています。会社も人も現状維持は衰退の始まりだと思っています。
1日経過したのに昨日と同じ自分と言うことはこの1日は無くても良かったのでは無いかと思うのです。
会社も昨年より売上も下がり利益も下がってしまうならこの1年は無かったのと一緒では無いかと思うのです。
とは言っても災害、経済変動で下がる時もあるでしょう。現状維持の時もあるでしょう。
しかし、それを外部の所為にして仕方が無いと思わないことです。
これではまずい、何とかしなければと、もがき苦しみながら会社や人は成長していくものなのです。
さて、会社は何故成長するのでしょうか?ヒット商品があるとか成長著しい業界にいるとか色々要因はあると思います。
しかし、「経営とは人を通してことを成すこと」なので会社が成長すると言うことは社員である人が成長していることに他なりません。
最近では政府の意向もあって人件費が上昇してきています。2024年も最低賃金が5%引き上げられました。
この事実の重要性を中小企業の経営者は気づいていません。
最低賃金が5%引き上げられたならば、自社の社員の全ての給料も5%引き上げなければいずれ自社の社員の給料が最低賃金に追い越されてしまうのです。
このことの危機感を中小企業経営者に伝えると
「そんなことを言われても利益が出てないのでそんなに人件費は上げられない」
「そんなこと言っても最低賃金に追いつかれるのはまだまだ先だからその間に何とかなるだろう」
などなど楽観的に考えている経営者が殆どです。
日本政府はこのような中小企業経営者は市場から退場して欲しいと思っているのです。
このような三流アホ経営者が日本の生産性を低くし人件費を上げる邪魔をしているのです。
私の持論は給料を上げるので経営者は生産性を上げなければならなくなり自社を成長しなければならなくなるのです。
そして、自社の社員の給料を高くすることを誇りに思うことです。
三流アホ経営者は自分や自分の身内の給料は高くし高級車に乗っているにもかかわらず社員の給料を安く抑えると言うことを平気でやっています。
そして、日本人の社員が採用できなくなると自社の改善をせずに外国人に頼るという方程式が確立されています。
こんな会社が成長するわけもありませんが市場からとっとと退場して欲しいものです。