「強運読書170」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

持続可能な経営と中小企業
SDGsの達成に関心がある日本の中小企業を実践事例として、紹介する。またその実践事例における課題や中小企業がSDGs達成に向けて大事なポイントを解説する。

今回紹介する書籍は「持続可能な経営と中小企業」関智宏著 同友館です。著者の関先生とは公認会計士協会東海会の研修で知り合いになりました。この研修で「中小企業は経済を牽引する力があり社会の主役」であることを強調されていてとても共感しました。この文章は中小企業憲章にあります。(https://www.chusho.meti.go.jp/hourei/download/kensho.pdf)

世の中では数少ない大企業の上場会社が経済の中心のように考えられていますが日本の企業の99%が中小企業です。この99%が日本経済の主役であることを強調されており痛快です。この著書の中では「100年企業経営」「社会的経営」「SDGs経営」が取り上げられています。「100年企業経営」は私の社会的使命である「100年企業を創出する」ことと共通しており、関先生とは縁を感じます。
私の3冊の著書「自分の会社を100年続く企業に変える法」「大倒産時代のお金が残る経営」「社長の覚悟」(いずれも明日香出版)も1社でも多くの中小企業に創業100年企業になっていただくために書いた著書です。

この本も100年企業になるために必要な中小企業経営が書かれておりとても参考になります。ただし、関先生は同志社大学商学部の教授なので文章は少し難しいですが内容はとてもわかりやすくシンプルなので一度読んでみる価値はあります。

今日の所感:中小企業こそ100年企業になれます!!
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