「強運読書150」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

今回ご紹介する書籍は「リスキンリング超入門」徳岡晃一郎・房広治著 KADOKAWA
です。この書籍は日経新聞の広告欄で見つけて購入しました。

最近よく「リスキリング」という言葉をよく聞くので一度キチッと理解しようと思い読んでみました。今までの「リスキリング」のイメージは組織の中で専門的な知識を付けずに社内で出世することばかりを考えてきて現場では使い物にならない人達を再教育すると言うことでした。中高年でITに着いていけない人達がDXの勉強をすることだと思っていました。当然、とても着いていけないだろうなあというのが正直な感想でした。

さて、この書籍の最初に「DXより重要なビジネスパーソンの戦略的学び直し」を提言しています。DXは目的では無く手段としてのツールなのでDXのノウハウをいくら習得しても使い物にならないでしょう。そこで、この書籍では今後重要となる「4つS」の考え方を提唱しています。

4つのSとは
「シナリオ」 「スピード」 「サイエンス」 「セキュリティ」 です。

さて、世界の中から没落していく日本、世界で通用しない専門能力が不足している中高年、ワークライフバランスという甘い言葉を盾に仕事をしない若者、その結果、またまた将来世界に通用しない日本人を着々と生み出しています。

法定休日の増加、残業規制、祭日の増加、能力向上の努力をしない若者などなど、ますます日本は世界の中で沈んでいくでしょうね。
中高年はリスキリングなんかしても使い物にはなりません。そんなところに大切な資源を使うべきでは無い!!この人たちは引退してもらえば良いのです。日本国はもっともっと若者の能力を高めるような努力をすべきだと思います。

今日の所感:若者の能力をもっと向上させましょう!!
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