「強運読書166」

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「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

コンビニの神様 二人のカリスマ(下) (PHP文芸文庫)
挑み続けた男は、常識を変えた。スーパーマーケット事業を展開するフジタヨーシュウ堂に入社した大木将史は、視察先のアメリカで、コンビニエンスストアとの衝撃的な出会いを果たす。誰もがコンビニ事業への参入を反対するなか、将史は社長の藤田を説得しようとするが――。イトーヨーカ堂、セブン&アイを牽引した伊藤雅俊氏、鈴木敏文氏をモデ...

今回紹介する書籍は「コンビニの神様」江上剛著 PHP文芸文庫です。 
この小説はセブンイレブン創業者・鈴木敏文(小説では大木将史)氏等をモデルに、コンビニの頂点に立つ男達の姿を描いた小説です。「スーパーの神様」(二人のカリスマ上)に対する二人のカリスマ下です。
「百貨店全盛時代」から「ダイエー・西友・イトーヨーカ堂などのスーパー全盛時代」へが「スーパーの神様」でした。そして、「スーパー全盛時代」から「コンビニ全盛時代」へが今回の「コンビニの神様」です。
この小説ではコンビニがスーパーに変わって庶民に必要不可欠な存在になってきています。コンビニは当初、名前の通り近所の便利な店でしたが今では地域になくてはならない存在になりました。私の生活を考えてコンビニがない生活は考えられません。今ではスーパーがなくてもコンビニとドラッグストアーがあれば快適な生活ができるようになったと思います。
そして、この小説ではコンビニの業態の変化と共に創業経営者として存在する2人のカリスマ伊藤雅俊と鈴木敏文の存在と関係がとても面白く描かれています。小説の上での話ですが伊藤氏と鈴木氏はこんな関係だったのかと改めて感心させられました。

さて、今このブログを書いている2024年2月でもイトーヨーカドー津田沼店の閉鎖などスーパーが世の中から少しずつ消えつつあります。現在の流れはスーパーはイオンモールに代表されるようにアミューズメント施設へと舵を切り、従来のスーパーはバローに代表されるように食品特化スーパーあるいはコンビニやドラッグストアーに取って代わられています。

さあ、どんな業種でも同じですが環境変化に適応したものだけが生き残ります。長年、経済を見ていると様々な企業の栄枯盛衰が見られてとても楽しいですね。

今日の所感:消え去る企業にならないようにね!!

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さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

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