「強運読書75」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回ご紹介する書籍は『シャイロックの子供たち』 池井戸潤著 文春文庫です。

大好きな3大小説家一人池井戸潤氏の小説です。(他の二人は司馬遼太郎氏と百田尚樹氏です。)
今回の書籍は2008年発刊なのでかなり古いといえるものです。池井戸潤氏の作風が確立されたと言われる書籍です。あの半沢のようにいじめられ続けて最後で反撃するという作風の原型でしょうね。

この書籍はある銀行支店での事件を章立てで扱っているので読み出していくと章ごとで短編小説なのかなと思って読んでいると途中からすべての章が繋がってくることが明らかになってきます。ここからがこの小説の面白いところです。次々と読みたくなり寝不足になりました。ただ、最後の結末がもう少しパンチがあると最高傑作の小説になると思いました。
いずれにして池井戸潤氏の小説はハラハラドキドキ、そして、最後は痛快で最高です。

今日の所感:読書は寝不足に注意しましょう!!
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