「強運読書144」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

今回ご紹介する書籍は「キーエンス高付加価値経営の論理」 延岡健太郎著 日本経済新聞出版です。この書籍はどのような経緯で購入したかが定かではありません。日経新聞の広告で購入したのか、どなたかの勧めで購入したのか覚えていません。いずれにしても100冊ぐらいある未読書籍棚にありました。

今までもキーエンスの利益率の高さはとても気になっていました。売上総利益率80%以上、営業利益率40%以上を何年も続けていること、社員の平均年収が約2200万円であることは知っていました。しかし、例えキーエンスの高収益体質の組織のことを学んでもどうせ真似できなからと諦めてこの書籍を読んでいませんでした。

ところが最近、すべては真似できなくても1つでも真似できれば良いのでは無いかと思い読み始めました。読んでみるとキーエンスの凄さは想像以上でした。しかし、部分的には中小企業でも真似できるのでは思うことが本当に沢山ありました。

  • 最大の目標はお客様の利益の最大化、事業部制も商品企画も商品開発も販売促進もすべてお客様の利益の最大化のためにある
  • キーエンスの高付加価値はお客様の利益増の結果として当然の結果
  • 中期経営計画は不要、中長期の経営戦略は必要
  • 任せることで人は育つ
  • キーエンスの文化:後輩や同僚から質問されたら自分の業務より優先して丁寧に答えなければならない
  • 教え会う、学び会う企業文化
  • 常に因果関係を検証する姿勢

目から鱗のことが多くありました。そして、中小企業でも真似できることが沢山ありました。
キーエンスだからできる、うちには難しいと思った瞬間思考停止します。

今日の所感:実践できる項目は沢山あります、是非、読んでみて下さい!!
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