「強運読書169」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド
マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド

今回紹介する書籍は「マーケティングとは組織革命である。」森岡毅著 日経BP社です。 著者の森岡氏はUSJをV字回復させたことで有名になったマーケッターです。書籍の題名通り、マーケティングとは組織改革であることがよくわかる書籍でした。
部下から上司を動かす方法、人を4種類に分類して分類によった人の動かし方などとても従来のマーケティングの手法とは異なる内容となっていました。

それでもお客様を集客する視点は「お客様のために」ではなく「お客様の立場で」というセブンイレブンの鈴木敏文氏の考え方と一致するものがありました。この書籍には森岡氏と鈴木氏の対談がありとても参考になりました。
そして、森岡氏は数学が得意というか数学しか依るべきところが無いためにマーケティングも数学に基づいて分析して意思決定しているそうです。一大設備投資のハリーポッターも数学的分析から既に勝算はあったそうです。

最近感じることは儲かる会社は詳細な数値の分析をして経営の意思決定をしています。一方、儲からない会社は数値を軽視して数値に基づかずに勘で意思決定するかドンブリ勘定の数値に基づいて意思決定をするので上手く行かないのです。
そして、更にお客様の立場に立たずに自社の立場から「お客様のために」を連呼しています。「お客様のために」と言う言葉を聞くたびに「自分のためだろう」と言いたくなります。この意味がわからない人は経営者をやめた方が良いですよ!!

今日の所感:お客様の立場で!!
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