「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回のご紹介する書籍は「残業禁止」荒木源著 角川文庫です。
私は最近SMCグループを残業ゼロに出来ないかと真剣に考えています。まずは書籍から情報を得ようと思って、残業を減らす様々な書籍を読んでいます。アマゾンで書籍を検索しているうちに遂に残業小説まで手に入れて読んでみました。
この書籍は建設会社を舞台に様々な残業問題が出てきて管理者が右往左往しながら真摯に残業減らしに挑んでいきます。様々な抵抗勢力が出てくる中、捨て身で立ち向かう姿は痛快です。そして、最後の結末は半沢ぽくって良かったです。
さて、やはり、最近の働き方改革・ワークライバランス・残業規制・未払残業などなど簡単に解決できないことばかりです。
そんな中で
「我が社は中小企業だから無理」
「うちの業界は建設業だからとても無理」
と思った瞬間、残業を減らすことは無理です。
政府の進める働き方改革でここ四~五年の間に働く人達の意識が大きく変わりました。それにもかかわらず、昔のままでサービス残業は当たり前、法定休日も110日を切っている、現場までの時間を労働時間と認めないなどなど、時代錯誤の経営者が横行しています。
これらの三流アホ経営者はいずれ「資金ショート倒産」「赤字倒産」などでは無く「人不足倒産」に陥ることは間違いありません。特に現在「外国人」に頼っている経営者は要注意ですよ。まず、残業を減らすという意思決定をしましょう。
(残業が発生した場合は残業代を支払うのは当たりまえです。)
今日の所感:人手不足の経営者!!この書籍で意識改革を!!