「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は『MIST』池井戸潤著 双葉文庫です。
私の大好きな小説家の池井戸潤氏の作品です。2005年初版なので池井戸潤氏の初期の作品だと思います。池井戸潤氏の最近の作品は金融や経済などの小説でストーリーも水戸黄門的なハッピーエンドが定番ですがこの著書は全く違います。この小説はミステリー小説です。
殺人事件が田舎で多数起こり犯人を予測するものです。当然、最後で予測した犯人とは違う犯人となる結末ですがこの最後の結末があまりにもあっさりと書かれていて拍子抜けすると共にすべてを理解することが出来ませんでした。でも、スリリングな犯人捜しと少しエッチな描写に興奮を覚えます。
池井戸潤氏もこんな小説を書いていたことにビックリでした。一読の価値はあると思います。
今日の所感:意外な池井戸潤氏のミステリー小説です!!