「強運読書126」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。


今回、ご紹介する書籍は『野良犬の値段上・下』 百田尚樹著 幻冬舎です。
私の大好きな小説家の一人である百田尚樹氏の小説です。しかも、百田氏初のミステリー小説です。野良犬とはホームレスのことを言っています。このホームレスの命の値段について考えさせられます。
そして、百田氏は放送作家をやっていたのでマスコミ関係が身代金を要求されて、右往左往するその対応がとても面白いです。実名ではありませんが日本テレビ・NHK・読売新聞などなどを想像できることもこの小説を一層面白くしています。世間では百田氏のことを右寄りだと言いますがこの小説を読んでみれば中立であり弱者の味方であることがよくわかりますよ!!

人の命について改めて考えさせられました。そして、最後の結末が意外や意外です。(私は途中からほぼ想像できていましたが・・・)

今日の所感:さすが百田氏ですね。!!
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