「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回紹介する書籍は「多加賀主水がぶっ飛ばす」 江上剛著 祥伝社文庫です。
私の大好きな小説家である池井戸潤さんですが、池井戸潤の小説はなかなか出てきません。池井戸潤さんほどワクワクドキドキしませんが江上剛さんの小説も面白いものがあります。江上剛さんも池井戸潤さんと同じように金融機関出身です。特にこの「多加賀主水シリーズ」は悪者を庶務行員の主水がやっつけるところは水戸黄門のようで痛快です。
江上剛さんの「多加賀主水シリーズ」は全6冊です。これですべて読んでしまいました。小説家の出版のスピードは人によると思いますが池井戸潤さんの出版スピードは遅いように感じます。最新作は「箱根駅伝」です。あっというまに読んでしまいました。早く最新作が出て欲しいですね。それに引き換え、今村翔吾さんは次々と新作が出てくるので楽しみです。
さて、最後になぜこれほどまでにも小説が好きなのか?それは小説は人間の幅を広げてくれると思うからです。小説には様々人間が色々なシチュエーションで出てきます。応援したくなったり、制裁を加えたくなったり色々な人物が出てきて、こんな人間が世の中にいるのかと思うことも多々あります。このような自分の未知の世界へ小説は連れて行ってくれます。これが楽しいですね。
今日の所感:小説で未知の世界へ行ってみませんか?

