「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は『億万長者専門学校』 クリス岡崎著 中経出版です。
この書籍は10年以上前に一度読んであまりピンとこなかった書籍です。しかし、自分も人生の終盤に入って「億万長者」になれるかどうかが気になって読み返してみました。まず、この書籍の億万長者の定義は「何度でも富(億万)をつくりだせる能力を持っている人」だそうです。「何度でも」とは5年~10年あればゼロから再び億万長者になれると言うことです。この定義ですとなかなか億万長者にはなれないですね。しかし、なれないと思ったら絶対になれないのでなれると思ってこの書籍を読み進めました。今回は読んでみるとかなりの部分で共感できました。と言うことは少しは億万長者に近づいたかもね。
さて、最も共感したところは「貧乏な人の脳」は消費をすることが快感で投資することが痛み、一方、「億万長者の脳」は投資することが快感で消費が痛みとあります。自分の周りを見てもその通りだと実感します。
もう一つが、貧乏な人は消費がメイン、中流な人は借金がメイン、億万長者は投資がメインとあります。更に高級車に乗ったり高級ブランド品を持ちたがるのは貧乏人が「億万長者の気分を味わいたいから」と言ってます。これらのことは中流の人間が借金でやることです。特に高級車を借金やローンで買うのは「貧乏脳」の典型ですね。
億万長者の生活費は労働の対価の給料ではなく資産の運用益で賄うのです。だから働く意義がお金のためではなく世のため人のためになります。そして嫌な仕事をする必要もないのです。更に世のため人のために働くので更に富が集まることになります。