「強運読書１１６」

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録（佐藤一斎）

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は『リーダーシップの旅』　野田智義　金井壽宏著　光文社新書。

この書籍は豊田通商のセミナー講師の打ち合わせの際に勧められて購入した書籍です。書籍自体は学者が書いているので難しい表現がされていますが内容的にはリーダーシップの真実をついてとても良い書籍だと思います。
この書籍で言っていることの特徴は「リーダーは人を導くものではなく、振り返ると人が付いてくる人のことをいう」「リーダーになろうと思ってなった人はいない。リーダーは自らの行動の中で結果としてリーダーになる」につきます。桃太郎の鬼退治が例に挙がっていてとても興味深く読めました。

つまり、リーダーシップは先天的な能力でも無く、研修や訓練で身につくものではなく、自らの行動の結果として身についているものと言うことです。この発想がとても新鮮で興味深いものでした。

その他にもキング牧師を例にして「優れたリーダーは常に一人称で話すのでパワーが発揮される」もとても参考になりました。

こう考えてくるとリーダーシップは誰にでも身につけることができ、誰でもリーダーになれると言うことになります。