「強運読書226」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

菩薩花 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)
「大物喰いだ」 追い詰められた男の起死回生の一手。 諦めの悪い火消が炙り出した、不審な付け火と人攫いの真相とは?

今回紹介する書籍は「羽州ぼろ鳶組 菩薩花」 今村翔吾著 祥伝社文庫です。
私は最近読む小説は今村翔吾氏ばかりです。今回は羽州ぼろ鳶組シリーズの5「菩薩花」です。今村翔吾氏の小説には羽州ぼろ鳶組シリーズ以外にくらまし屋シリーズがあります。いずれも江戸中期を舞台にした小説でたびたび田沼意次がでてきます。
羽州ぼろ鳶組は貧乏藩の火消しです。この時代には相撲の番付のような火消し番付があったそうです。この火消し番付を巡っての火消し同士の争いです。今回の菩薩花を読んでいると江戸中期の文化や庶民の生活風景がわかってとても面白いです。そして、田沼意次と一橋派との争いも面白いです。今村翔吾氏の小説では一橋派は悪役として扱われています。

今日の所感:読書もたまには気楽に小説を読みましょう!!
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