「強運読書119」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は『三流シェフ』 三国清三著 幻冬舎。

この書籍は日経新聞の広告欄を見て購入しました。決して料理に興味があるわけでもないのにこの書籍を購入したのは一度だけフランス料理の「ミクニ」に行ったことがあったからです。私はイタリアン料理は大好きですがフランス料理は好きになれません。プライドだけ高くて料理を楽しめません。
あるフランス料理(セントレアにあった三流店)でパンに付けるバターを要求したら「当店のパンにはバターを付ける必要はありません」と言われました。どんな食べ方をしようが勝手だろうと今でも思っています。自分にとってはラーメン屋もフランス料理屋も一緒です。

フランス料理にはまったく今でも興味ありませんが名駅のマリオットホテルの最上階の「ミクニ」へ世界のライオンズクラブのトップが来たときに多治見ライオンズクラブの役員として行ったことがあったのでこの本に興味を持ちました。そのときも決して「ミクニ」の料理は美味しいとは思いませんでした。
しかし、ミクニはフランス料理の成功者だろうということは想像がついていたので「三流シェフ」と言う題名も気になって読んでみました。読んでみると苦労話が多いですが一流を目指すことの凄さ、そして一流になれなかったことの自覚は凄いと思いました。
しかし、一流になれなかったと思うことが一流シェフの証拠だと思います。書籍全体を俯瞰しながら「守破離」の視点で読むととても楽しいと思います。

今日の所感:三流の自覚があるから一流なのだ!!
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