2020年に始まった新型コロナショックも終息ではなく、第2類から第5類へと変更になりインフルエンザと同じように普通の病気として付き合うことになりました。このような状況はafterコロナというよりwithコロナといった方が良いかもしれませんね。
さて、新型コロナショックが始まったときの大きな環境変化は非接触でした。人と人が接触することを避けなければならなくなりました。ビジネスの上でもプライベートでも大きな変化がありました。ビジネスの上では対面型のビジネスは敬遠されるようになりオンライン面談やオンライン会議などが当たり前になりました。働き方もリモートワークが盛んに行われてきました。そして、プライベートでは集団での懇親会が皆無となり、外食自体も大幅に減りました。
このような状況が約3年続きました。そして、ここでまたまたafterコロナへの大きな変化が訪れようとしています。私がこのafterコロナへの対応には3つあると考えています。
まず第1が、beforeコロナへ戻ると考えているお目出度い経営者、三流アホ経営者の典型ですね。決して、コロナ前に戻ることはありません。ある程度非接触が残るし、リモートワークも残ります。懇親会や外食もコロナ前ほどにはならないでしょう。そして第2がコロナ禍のまま継続する経営者です。この部類の経営者も環境変化が嫌いな部類ですね。コロナ禍でオンライの活用に慣れてしまってafterコロナへ変化できないのです。非接触、オンラインの活用はとても楽になってしまっています。既得権益として離せないでいるのです。
さて、第3がafterコロナへ変化する経営者です。コロナ禍で非接触の良さ、リモートの良さはよく理解できました。一方、非接触、リモートの限界もよく理解できました。afterコロナで私は大事なことは非接触・リモートの優れているところはそのまま残し、非接触・リモートが不得意な部分はリアルでカバーするということだと思っています。
SMCグループの場合であれば
- 非接触・リモートの活用
情報提供型セミナー、人間関係が出来上がっている人との面談、自分だけで仕事が完結できる社員の仕事、遠隔地の人との面談・会議・交流会・懇親会など - リアル・ライブの活用
交流型のセミナー、新規営業、教育研修指導、重要な相談、交流を深めるための飲み会などのような使い分けが必要ではないかと思っています。
人間は得てして環境変化を嫌います。意図してafterコロナへの変化を促さなければコロナ禍のままの活動を続けます。
私は新型コロナショックは大きなビジネスチャンスだと思って大きな変化をさせました。そして、afterコロナへの変化もまたまた大きなビジネスチャンスがあると思っています。