「強運読書108」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は『鯉のぼりの御利益』 瀧川鯉昇著 東京かわら版新書です。

この書籍は暇人の山村寛不動産鑑定士主催の大日落語会(https://dainichi-rakugo.kunitachi.life/)の落語を見に行ってジャンケンか当選場号が当たっていただいたものです。ずっと書棚に置いてありましたが気楽に読める書籍を探していたときに目にとまって読んでみました。
以前は笑点を見るぐらいでしたが、山村君のお陰で10年近く前から落語に興味を持ち、車で移動中には落語を聞くほどのファンになりました。(とは言っても落語CDは自分で買うこともなく山村君から借りて聞いています。圓楽や志ん朝のCD全集) コロナ前は大須演芸場へも足繁く通っていました。

この書籍で瀧川鯉昇の人生そのものも興味深いですが、前座から二ツ目そして真打ちへと昇進していく大変さ、自分の師匠以外の師匠にも可愛がられていたことなど、とても楽しく読めました。そして、落語協会の分裂や師匠同士の相性などもとても興味深く読めました。いずれにしても落語で食べていくことの大変さがよくわかる書籍でした。

今日の所感:気楽に読んでみましょうね!!
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