「強運読書９７」

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録（佐藤一斎）

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は『Ｘデイ到来　資産はこう守れ！』　藤巻健史著　幻冬舎です。

この書籍は長谷川嘉哉先生のブログを読んで購入しました。藤巻氏はＰＡＬ研究会の講演会にお呼びして一緒に食事をしたり一緒の車に乗ったりしました。とても気さくで話しやすい人です。
さて、最近の円安と日本の金利政策を見ていて日本国は大丈夫かと思っていた矢先なので購入して読んでみました。この書籍を読む前から資産は円で持つのはまずいとの認識は当然持っていたのでドルへ一部を移しつつあるところでした。この書籍を読んでいて資産の運用に関して常識の域を超えていませんでした。素人でも考えられる範囲のことしかありませんでした。

しかし、日本国の政治･中央銀行の異常行動が浮き彫りになっていて良かったと思います。オオカミ少年と言われていた藤巻氏の理論にも追い風の環境になってきてましたね。
「日銀の債務超過」「ハイパーインフレ」「デノミ」など、過激に思われる記述が多くありますが読んでいると「ありうるかもね」と言う気になります。ある程度の対策も必要だと思いました。

さて、将来のことは誰にもわかりません。藤巻氏と全く違う考えの経済学者や評論家もいます。いずれにしても自己責任で行動を起こすべきだと思います。そして、一方の意見のみにすべてをかけないことですね。