「強運読書44」

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

今回ご紹介する書籍は「現代語訳 学問のすすめ」福沢諭吉 斎藤孝訳 ちくま書房です。

第4期強運後継者塾が8月から8回コースで開催しています。
その講師をお願いした社会保険労務士法人絆の山口先生から塾生への課題図書として指定いただいたのがこの書籍です。

私は福沢諭吉先生が創設した慶應義塾大学の卒業ながら「学問のすすめ」を読んだことがありませんでした。断片的に「天は人の上に人を造らず」など、「学問のすすめ」の中の文言を断片的には知っている程度です。

今回「学問のすすめ」を現代語訳で読んでみて感動しました。福沢先生の論理的な正しさ、権威に対して臆することなく正論を貫く論調、素晴らしいです。
書かれたのが明治の初期にも関わらず、内容的には現代社会にも十分通用する内容です。現代の経営者が読んでみても学ぶことがとても多いと思います。

訳者の斎藤氏も書いていましたが「学問のすすめ」の思想が日本政府あるいは日本国民にあれば第2次世界大戦から日本は逃れていたのではないかと思います。

素晴らしい書籍でした。慶応義塾大学の卒業生としてもっと早くに読むべき本だったと痛感しました。反省です。

今日の所感:「学問のすすめ」を読んで実践してみましょう。

私が経営についてとことん解説するYoutubeチャンネルを作成しました。

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