「赤字」

最近、赤字の恐ろしさを知らない経営者が増えているように思います。新型コロナショックから２年以上が経過しているにもかかわらず、新型コロナショックのせいで売上が下がって赤字になってしまっている、最近ではロシアのウクライナ侵略で円高、資源高になって、売上が伸び悩み赤字になってしまっているなどなど、すべて人の所為にして赤字に浸っている３流アホ経営者が多数います！！コロナ前の元の状態になれば黒字になると考えているおめでたい輩です。

赤字の恐ろしさを列挙します。

1. 良い大人が１年３６５日努力して赤字になると言うことはその経営者の能力がない証拠、それを自分以外の所為にしている、つまり自分を変えないという恐ろしさ！！
2. 赤字になっても即座に資金繰りは苦しくならない。何故なら、過去の蓄積の資金がある、更に１期の赤字では金融機関は手の平を返さないから。２期連続赤字になると一気に雰囲気が変わるのも知らずにね。ゆでガエル。
3. 赤字とは簡単に言えば入ってくるお金以上に使うから赤字になる。あなたの子供が小遣い以上の支出をしていたら叱りませんか？何故、収入以上の支出をしてもあなただけ良いのですか？いずれ潰れますよ！！
4. 赤字を出す三流アホ経営者は来期は必ず黒字にすると言います。しかし、行動は一切変えないにもかかわらず。赤字が出たのは自分の所為ではない、環境が悪いあるいはツイていなかっただけと思っています。自分の能力不足、努力不足とは決して思っていないから驚きです。もっと恐ろしいのは自分は行動を変えているつもりなのです。

赤字会社の経営者の共通点！！

1. 経営能力がない
2. 自分の考えに固執する
3. 素直に人の話が聞けない
4. 自社のことしか見えない
5. 過去からの経営から脱出できない
6. 行動が変わらない・・・

挙げればキリがありません。
しかし、私がこのように言っても三流アホ経営者は自分のことだと気がつかないでしょうね。赤字会社の経営者諸君、あなたは必ず上の①～⑥のいずれかに当てはまっている三流アホ経営者です。

ＰＳ：最近ビックリしたことがあります。未だにＦＡＸでビジネスをしている原始時代に生きるような会社あるいは業界があることに衝撃でした。ビックリです！！私は１０年以上ＦＡＸは使ったことがないと思います。