「強運読書49」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回ご紹介する書籍は『三島由紀夫 100の言葉』適葉収監修 宝島社 です。

三島由紀夫は1970年11月25日、楯の会隊員4名と共に自衛隊市ヶ谷駐屯地(現・防衛省本省)を訪れ東部方面総監を監禁。バルコニーでクーデターを促す演説をしたのち、割腹自殺を遂げた。
以前、強運経営者塾で防衛相を訪問して三島由紀夫が演説したバルコニーや日本刀を振り回した傷跡などを見てきました。

しかし、私は三島由紀夫のことをあまりよく知りませんでした。潮騒・金閣寺などを書いた小説化で右翼思想の持ち主くらいの知識しかありませんでした。そこで、日経新聞の広告欄でこの書籍を見つけて購入して読んでみました。

やはり、私が思っていた通りでした。決して右翼ではなく日本を愛したど真ん中の超日本人でした。日本・日本人・日本の文化・日本語を愛した純粋な日本人でした。
敗戦で押し付けられた憲法、教育制度によって日本・日本人・日本文化・日本語が失われていくことに危機感を持っていました。この考え方が行き過ぎて政治的思想を強め、最後は割腹自決となってしまいました。
この書籍は簡単にあっと言う間に読めるような文章量ですが、あまりにも内容が重くて休憩しながら読まないと疲れますよ。
この三島由紀夫の死を無駄にしないためにも日本・日本人・日本の文化・日本語を大切にしたいと思いましたね。

今日の所感: 日本・日本人・日本の文化・日本語を大切にしましょう。

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