「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

今回紹介する書籍は「プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる」 尾原和啓著 幻冬舎です。
私はこの書籍をKindleで購入しました。理由は気楽に簡単に読めるだろうと思ったからです。やはり、予想通り3時間弱で読むことができました。内容は書籍の題名の通り「結果よりプロセスが大事」と言うことです。経営はプロセスより結果が大事ですが商品やサービスは昭和の時代は結果(性能や機能)が大事でしたが令和の現在は性能や機能が良いのは当たり前でそれだけでは売れません。
そこで、その商品やサービスができるプロセスなどが重要で評価されることによって販売されるというように変化をしてきています。最近よく使われるようになった言葉「コト消費」などはその典型ではないでしょうか。
さて、この書籍ではマーケティングの進化を段階的に分類していました。
マーケティングVER 目的 価値
マーケティング1.0 製品の販売 機能的価値
マーケティング2.0 顧客満足 差異的価値
マーケティング3.0 価値ある体験 参加価値
マーケティング4.0 顧客の実現 共創価値
上記の表は目から鱗でした。コト消費はマーケティング3.0です。更に進化した顧客の実現での共創価値は令和の現代ではとても重要になってきています。クラウドファンディングの支援型プロジェクト・YouTubeのスーパーチャット、古いところではAKBの総選挙などはマーケティング4.0に当たりそうです。
昭和の私が着いていけるのはマーケティング3.0ぐらいまでですが可能な限り4.0も楽しんでみたいと思います。